被リンクが購入のリードになるのは確かですが、必ずしも買ってもらえるわけではありません。
したがって、アクセスした後の動線を整えておくこともポイントになります。

ランディングページが混沌としていると、それだけで立ち去る確率がアップしてしまいます。
整然とショッピングコーナーまで導けるように設計しなければなりません。

そのためには被リンクの種類を考慮することも重要です。
たとえば、インクに関する記事からの流入だった場合、
インクコーナーへの万全なリードを設置しておくことが理想です。
スポーツグッズのコーナーに繋がっていても、訪れた人を戸惑わせてしまうだけです。

ただし、単純に対象のコーナーと結び付けるだけでは不十分です。
その過程で買いたいと思う気持ちを強化するギミックを設けておきます。
代表的なギミックはクーポンであり、通常より安く買えることを実感させることが有効です。

コーナーに訪れてから提示するという手もありますが、途中での離脱を防ぎたいなら早く済ませましょう。
クーポンに有効期限を設定しておき、すぐ使用しようとする方向に誘導するのが定番です。
その他にもプレミアムな特別感をうまく演出することで購入につながる可能性が高まります。
被リンクはあくまでもリードの第一歩という認識を持つことが大事です。

もし被リンクが多いのに売上がアップしないなら、
動線の良し悪しをチェックする必要があります。

極端な話ですが、店内でリンク切れが発生している事態もありえます。
たいていは途中で離れたくなる原因が潜んでいるため、
それを解明することからスタートしなければなりません。
技術的な問題よりも心理的な要素の影響が大きいと、一筋縄では解決できないかもしれません。

顧客の目線でさまざまな点を検証することがポイントです。
強く訴求しすぎているなど、相手に不信感を与えているケースもあるので気を付けましょう。
自然な展開で購入にシフトさせる環境を構築しなければなりません。